オホーツク海側の西興部村の障害者支援施設で、男性職員6人が入所者13人に対し、全裸のままで放置するなど、少なくても38件の虐待行為が確認されたことがわかりました。

 虐待があったのは、西興部村の障害者支援施設「清流の里」です。
 西興部村によりますと、6月20日、一般の人から村に通報があり、施設内の防犯カメラを確認したところ、男性職員6人が入居者13人に対し、38件の虐待があったということです。
 具体的には、5月17日から6月22日までの間、全裸のままで放置したり、器からこぼれた料理を食べさせたりしていました。

職員は全裸で放置について「入居者本人が自ら脱いだ」などと説明

 これに対し男性職員は、全裸で放置したことについては、無理やりではなく、入居者本人が自ら脱いでいたため、そのまま放置したなどと説明しているということです。
 北海道と西興部村は、合同で監査に入り、引き続き実態解明をすすめています。


12月6日(火)午前10時39分配信