日銀長崎支店は県内の景気について「緩やかに回復している」と27か月連続で判断を据え置きました。

9月に発表された県内の金融経済概況によりますと、日銀長崎支店は、景気判断の7つの項目について、いずれも判断を据え置きました。

このうち個人消費については、一部に物価上昇の影響が見られるものの「緩やかに回復している」としています。また観光については「増加している」、雇用・所得については「改善している」などとして、県内の景気は「緩やかに回復している」と27か月連続で判断を据え置きました。

日銀長崎支店は、先行きについて、企業の人手不足感の強まりや物価・賃金の上昇による影響などを注視していく必要があるとしています。