うるま市の津堅島の中学生が、島をより暮らしやすい地域にしようと、活性化に向けた様々なアイデアを地元区長に提言しました。
勝連半島の南東に浮かぶ津堅島の小中学校の児童生徒会は、人口流出などの課題がある島の未来を考えようと、本島南部の久高島を視察するなどして調査と議論を重ね、今月7日取りまとめた要望を地元区長に提言しました。
生徒からは「公園の遊具を充実してほしい」とか「津波から避難する場所が学校の近くにも必要」といった意見が寄せられ、大石訓区長は「行政に働きかけたい」と答えました。
▼津堅小中学校児童生徒会 会長 前田場ロイさん(中3)
「久高島の道路はけっこうきれいだったので、津堅島もそれを参考にしていけたらいいと思います」
▼大石訓 津堅区長
「よいことだと思いますね、子どもたちの要望をできるだけ取り入れていきたい」
意見交換に参加した生徒たちは、提言を通して改めて未来を見据えた地域づくりの大切さを感じている様子でした。














