NHKの「ニャンちゅうワールド放送局」の「ニャンちゅう」役などをつとめ、現在、ALS(筋萎縮性側索硬化症)で闘病中の声優・津久井教生さんがブログを更新。現況について綴りました。

津久井教生さんは、「胃瘻からの栄養剤は仙豆なのです~」と題し、「昨日、最後の栄養剤ラコールを胃瘻から加圧パックで送りこみました いよいよ今日から、朝昼晩の1日3回栄養剤イノソリッドだけになります」と報告。

続けて、「ラコールは11月で製造が終わると言う事で胃瘻から半固形の栄養剤を入れている人はイノソリッドに乗り換えるという事になります」と説明しました。

津久井さんは、「比較的に小児のほうが乗り換えに着手するのが早かったようで、その情報を聞いて私も乗り換えを決めました…でも、半固形の栄養剤を今後も使う者としてはいかにうまく乗り換えるかが重要なのでした」と投稿。

続けて、「今のところ大きな問題もなくここまで来ています…少し慎重すぎるくらいのペースで来ました 朝だけから始めて、朝昼にして体を慣らしていく…残っているラコールを全部使いきっていくように数を逆算してここまで来ました~」とこれまでの経緯を説明しました。

津久井さんは、「今のところ、唾液が少し増えたこと便が少し柔らかくなった気がすること味と香りの違いを感じることなどあくまでも私の感想です」と記し、「そしてこれからが本番です 朝昼晩とイノソリッドを入れてみてどんな感じになっていくのか?当事者の実体験で発信していきます」と綴っています。

最後に、「ラコールよ~、今までありがとう~ イノソリッドよ~、これからもよろしくね~ 栄養剤は仙豆なのです~ 胃瘻からの栄養剤でカロリーの基盤を支えてもらうのです」とコメントし投稿を締めくくりました。

2024年10月10日のブログで、津久井さんは「2024年10月になりました。私がALS(筋萎縮性側索硬化症)に罹患していると公表して5年が経過したことになります」「病状の進行の早さからすると 5年も生きていてすごいと思います。家族と介護に携わってくださった皆さんに感謝です」と、闘病を支えてくれている周囲への感謝を投稿。

続けて「病気はいきなり目の前に現れるのです! どうか皆さん、日頃の健康チェックを大事にしてください 健康診断も出来るだけしましょう!予防医療も進化していますから」とファンへ呼びかけていました。

津久井さんは、人気アニメ作品【ご近所物語】の「西野ジロー」役や、【アリスSOS】の「トシオ」役などをつとめていました。
【担当:芸能情報ステーション】