野党党首が総理に選ばれる可能性も

“連立離脱”の決断に、公明党の支持者は…

公明党支持者(60代)
「政治とカネの問題については、自民党にきちっと襟を正してもらいたいと思っておりましたので、そこの部分で妥協しなかったのは良かった」

公明党支持者(60代)
「反対は反対ですかね。与党にいて頂いた方が色々主張は通るのかなと。説得して自民の方を向いていてほしかったと思います」

公明党支持者(70代)
「非常に良かったなと。高市さんのタカ派というか、ああいったものとの連立はあり得ない。結党の理念に立ち戻って、もう一度弱い人の味方というか、そういうものに立ち戻っていただきたい」

対する自民党。総裁の座を争った小泉氏は…

小泉進次郎 農水大臣
「公明党が一貫してずっと言ってきたことは、基本的には人物本位であると。今後も連立の仮に外であったとしても、人物本位での関係性は続いていくところは続いていくのだろう」

萩生田氏は自身のブログに「批判に晒されても、仕事をもって信頼を取り戻す事が残された唯一の道」などと記しました。

“野党”に転じる公明党。影響が出るのが、次の総理を決める総理指名選挙です。

公明党 斉藤鉄夫 代表
「改革が実現不可能なのであれば、とても首班指名で『高市早苗』と書くことはできない。首班指名では公明党代表である斉藤鉄夫に票を投じます」

主要な野党が組んだ場合、高市氏以外の党首が総理に選ばれる可能性が出ているのです。

野党は早速、公明党に秋波を送っています。

立憲民主党 野田佳彦 代表
「懸案事項で取り上げていた政治とカネの問題で、あまり自民党に反省が見られないということに対して、相当な危機感を持ったということ」

国民民主党 玉木雄一郎 代表
「ぜひ政治とカネの問題、この問題に終止符を打てるように、これからもともに取り組んでまいりたい。内閣総理大臣を務める覚悟はあります」

混迷を極める日本の政治、今後どうなるのか。