「政治とカネの問題」で溝は埋まらず…「大変残念」

公明党 斉藤鉄夫 代表
「政治とカネに対する取り組みは、公明党の一丁目一番地」
「クリーンな政治」を標榜している公明党。かつて放送された党のCMでは、悪事を働く代官らに、当時の神崎代表が…

公明党 神崎武法 代表(当時)
「そうはいかんざき!」
このフレーズが話題になったこともありました。
しかし、2024年と2025年の国政選挙では、連立を組む自民党の裏金問題が一因となり、巻き込まれる形で大敗。
そんな中、新たに自民党の総裁に就任したのが高市氏でした。
9月23日にnews23が行った候補者討論会では、「裏金問題は決着した」との認識を示した高市氏。

7日におこなった党の役員人事では、裏金問題で処分を受けた萩生田氏を幹事長代行に起用していました。
公明党 斉藤鉄夫 代表
「すでに決着済みと国政運営に取り組む姿勢は、国民の感情とかけ離れており、これでは政治への信頼回復はおぼつかない」
また、公明党は連立を継続する条件として「企業・団体献金の規制強化」を求めてきましたが、折り合いませんでした。
公明党 斉藤鉄夫 代表
「自民党の回答は基本的に『これから検討する』という誠に不十分なもの。極めて残念でございます。自民党はいつも『検討する』、『検討する』、『検討する』と」
一方、連立離脱を突きつけられた高市氏は…

自民党 高市早苗 総裁
「野党の時代も含めて、協力をしあってきた関係でございますので、大変残念ではございました」
その上で、会談で公明党にこう尋ねた事も明かしました。
自民党 高市早苗 総裁
「『総裁が私でなかったら、このような連立離脱はないのですか』と。(斉藤氏は)『今回の総裁選挙で誰が選ばれていても同じです』と」














