中国の習近平国家主席は、北朝鮮の朝鮮労働党創建80年にあわせ金正恩総書記に祝電を送り、両国の関係を強化していく考えを示しました。
中国国営の中央テレビは、10日、習近平国家主席が金正恩総書記に祝電を送ったと発表しました。
習主席は「国際情勢がどのように変化しようとも、中朝の関係を維持し、強化する方針は変わらない」と主張。「中国は北朝鮮とともに、実務的な協力を深め、関係が絶えず発展するようにしていきたい」と関係強化に意欲を見せました。
また、中国外務省は北朝鮮を訪問している李強首相が金正恩総書記と会談したと発表しました。
会談で李首相は、アメリカのトランプ政権を念頭に「多国間主義を断固として守り、国際秩序をより公正な方向へ発展させていきたい」と述べ、ともにアメリカに対抗する考えを示しました。
これに対し、金総書記は「多国間の協力を強化し、両国の国民により多くの福祉をもたらすことを望む」と応じたということです。
中国と北朝鮮の関係は、一時、冷え込んでいるとの指摘もありましたが、先月、金総書記が北京を訪問して以降、高官の往来が活発になっています。
中国の首相が北朝鮮を訪問したのは2009年以来、16年ぶりで、中国としては北朝鮮との関係を重視する姿勢を示した形です。
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