長崎市内に住む60代の自営業の男性が、SNS型投資詐欺で、3,150万円あまりをだまし取られました。

時津警察署によりますと、被害にあった男性は、今年7月上旬、SNSの「X」の広告で、暗号資産による投資に興味を持ち有料コミュニティに入会。その後、実在する投資家を名乗る人物を紹介された男性は、勧められた暗号資産取引アプリで口座を開設し、「J&SNT」という投資アプリで取引を始めました。男性は、投資アプリに短期間で利益が出たよう表示されたため、正規の取引だと信じ込み、7月28日から8月14日までの間に、合計6回にわたり、約3,158万円相当の暗号資産を指定されたアドレスに送金。しかし、8月中旬、暗号資産の引き出しを試みたところ、出来なかったことから、被害に気付いたということです。

警察は、SNS広告を通じた投資話は、詐欺を疑うよう注意を呼びかけています。