ノーベル化学賞に選ばれた京都大学の北川進特別教授。母校の校長は「人材育成に思いを持っている」と語りました。

 ノーベル化学賞の受賞が決定した京都大学高等研究院の北川進特別教授(74)。文部科学大臣との電話では…

 (京都大学高等研究院 北川進特別教授)「(Q若い世代へメッセージを)自分の周りの教育していただいた方とか、学校における環境とか、周りの人と協働しながら自分をつくりあげていっていただきたい」

 北川さんは母校の高校で講演を行ったり、生徒たちを研究室に招いたりして科学の魅力を伝えていたといいます。

 (京都市立開建高等学校(旧・塔南高等学校) 尾崎嘉彦校長)「母校に対する思いがあるし、今後の人材育成についてはすごい思いを持っておられる」

 京都市立開建高等学校の生徒たちは今年12月にも北川さんの研究室に訪れる予定だということです。