鍋に欠かせない野菜の価格は高温・大雨でどう変化?
末川徹 気象予報士
「鍋物の代表的な野菜は、ハクサイ。段ボール箱で高く積み上げられているが、11月以降、もしかしたら量が減ってくるかもしれないといいます」
9月末、15キロあたり2000円を超えたハクサイは現在、長野県産の入荷がピークを迎えています。このため、来週にかけては、店頭でも安定した価格で買い求められるそうです。

広印広島青果 小山隆之 取締役
「11月に入り、どこまで残量があるか。急激に冷え込んだ時、需要も変わる」
11月以降は、夏に大雨の被害があった九州などに産地が変わるため、価格は不透明だといいます。

ネギも高温のため生育がかなり遅れていて、相場が上がる可能性もあるとしています。
広印広島青果 小山隆之 取締役
「資材代・運送費など、産地にかかる負担も大きい。(価格が)高い部分もあるが、野菜は体にいいとアピールしながら、理解を得て販売したい」
本格的な鍋シーズンまであと少しですが、今後もしばらく残暑の余波が続きます。