冬のインバウンドのハイシーズンを迎える白馬村で、無許可で客を乗せる白タクなどを使わないよう呼びかける外国人観光客向けの啓発活動が9日行われました。
警察官:「グリーンナンバーOK、ホワイトナンバーNO!」

JR白馬駅前で車のナンバーの色について、外国人観光客に呼びかける国交省などの職員たち。無許可で客を乗せる白タクや白バス行為を防ぐための啓発活動です。
今回の啓発は、10月1日から始まった中国の大型連休に合わせて行われたもので、9日は国交省、警察のほか、県タクシー協会の関係者ら10人がチラシを配りました。

北陸信越運輸局長野運輸支局 塩原隆太郎主席運輸企画専門官:「せっかく日本に来てもらって楽しんで旅行していく方々には、安心安全の移動を確保する必要があるのでこの取り組みを継続していきたい」
地元のタクシー事業者によると、「中国人とみられる白タク行為が増えたと感じるようになったのは、コロナ禍以降のことで、利用者も増えているようだ」といいます。

国交省では、冬のハイシーズンと重なる来年の春節の時期にも呼びかけを行うとしています。