豪雨により高速道路ののり面が崩落した想定で、早期復旧を目指す初めての訓練が大分県玖珠町で実施されました。

玖珠サービスエリアに隣接する場所で今回初めて行われた総合防災訓練には、NEXCO西日本グループの社員98人が参加しました。

集中豪雨でのり面が崩落したことを想定し、訓練ではドローンでの空撮や仮設照明の設置、崩れ落ちた土砂の計測など、早期復旧に向けた手順を確認しました。

大雨による災害は毎年のように発生していて、県内の高速道路でも去年、土砂災害で2か所が通行止めとなりました。

(西日本高速道路エンジニアリング九州・土木事業本部榎本敬二副本部長)「重要なインフラを担っている高速道路ですので、いち早く開通させることが本当に大事なことだと考えています。応急復旧作業にむけた照明設備の設置とか通行止めの際の開通に向け社員一丸となって取り組んでまいりたい」

NEXCO西日本グループは今後も各部門が連携した総合防災訓練を実施することにしています。