天皇陛下は、大阪・関西万博のため来日しているハイチの暫定大統領評議会議長と皇居で面会されました。
天皇陛下は、きょう午前11時ごろ、皇居の御所で、大阪・関西万博の「ナショナルデー」にあわせて来日しているハイチのサン=シル暫定大統領評議会議長を笑顔で出迎えられました。
陛下はハイチでの度重なる地震やハリケーンの自然災害に触れ、「住民の皆さんの状況はどうですか」「復興の様子はどうですか」と尋ねられたということです。
ハイチでは2021年に当時の大統領が殺害されて以降、大統領が不在で、評議会議長が暫定的に元首を務めています。
サン=シル暫定大統領評議会議長は「治安回復に努めて、大統領選挙が行われるような状態まで持って行きたい」と話したということです。
陛下は、このほかに日本食やハイチのアーティストなどについて、和やかな雰囲気でおよそ20分懇談されました。
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