長崎市がJR長崎駅東口で進める新しい歩道橋の工事で、現在設置されている仮設の歩道橋が今月以降、順次撤去されるのに伴い、市は利用者に迂回を呼びかけています。

新しい歩道橋は、JR長崎駅東口にかつてあった高架広場に替わるもので、工事の進捗に伴い南側と北側の2つの仮設歩道橋が今月以降、順次撤去されます。
今月中旬には南側の仮設歩道橋がアミュプラザ長崎本館2階の入口まで延伸され一部が撤去されるほか、来月中旬からは北側の仮設歩道橋が撤去され新しい歩道橋の一部が利用できるようになります。
そして、特に利用者に影響が大きいのが12月中旬以降の変更です。

画面の上がアミュプラザ、長崎の下が駅前商店街で電停や大波止方面につながる南側の仮設歩道橋が撤去されます。
このため、例えば長崎駅前電停から大波止方面に向かう場合は、歩道橋を直進できなくなるためアミュプラザ側に降りて迂回して行く必要があります。
また、長崎中央郵便局方面から長崎駅前電停に向かう場合、現在は歩道橋をのぼるのは一度で済みますが、撤去後は残った歩道橋をのぼって一度、ホテルニュー長崎側に下ってアミュプラザ側からもう一度歩道橋にのぼるか、中町教会側に降りて駅前商店街側からもう一度上らなければなりません。
市によりますとこの状態は来年2月中旬まで続く見通しで、新しい歩道橋は来年春頃に利用開始の予定です。