函館市などの北海道南部で、ナラ類の木が次々と枯れる異常事態が起きています。私たちヒトの暮らしにも影響するかもしれません。

函館市民の憩いの場になっている、美晴公園です。いま、一部の木に異変が起きています。

公園管理職員
「いろいろな木があり、そのうちのナラ類がやられた。黄色いテープがあちこちあります」


紅葉シーズンを前に、灰色になって枯れる木が続出しているのです。

函館市民
「困りますね」「怖いです突然(木が)倒れてきたら」

犯人は、1円玉よりも小さい、害虫。ナラ枯れの影響は、人の生活にも及びかねません。

札幌のキャンプ場職員
「ヒグマとの距離が近づく可能性もあるので…」

静かに広がりゆく「ナラ枯れ」を取材しました。