人気のワケは「生」&「価格」
なぜ今、再びブームが来ているのか…?
理由の1つは、【生ラム肉】の広がりです。
実は、少し前までラム肉は「冷凍」がほとんど。冷凍ラム肉は、解凍する際に独特なクセを強く感じるようになってしまうのです。
しかし今、冷蔵技術の向上で“凍らせず新鮮なまま”届くようになり、多くの店でクセの無い「生ラム肉」が味わえるようになったのです。

『ヤマダモンゴル 千葉津田沼店』でも、一度も冷凍しない状態で海外から輸入したラム肉を提供し、「臭みが全然なくて食べやすい」「こんなに食べやすくなったんだ」と大好評。

おススメは、もも肉・ショルダー・肩ロースが入った「生ラム3種セット」(3025円)。生ラムだからこそできる食べ比べセットです。
山根部員:
「肩ロースやわらかい!めちゃくちゃジューシー。もも肉は脂が少ない分すごく食べやすい。クセが全然ないので、“それぞれ肉の味の違いをしっかり感じることができる”」

そして、ジンギスカン人気のもう1つの理由は【お手頃価格】なところ。
50代男性客:
「焼肉と比べると“確実に安い”」
現在日本で流通している羊の肉は「97%が輸入」で、その多くがオーストラリア産ですが…
『ヤマダモンゴル 千葉津田沼店』海老沢 学さん:
「日本向けに羊肉にかかってくる“関税がまだ緩和されていて安くなっている”。牛肉の同じ部位と比較すると“約3割安く”仕入れている」
「清涼感がすごい」進化系
専門店が増える中、進化系も登場しています。

『国際秘羊館』(東京・渋谷区)で出てきたのは、生ラム肉と一緒に大量のルッコラが盛り付けられた「モンゴル大草原」(1300円)。
スパイスのカルダモンを練り込んだバターで豪快に焼き上げて食べる進化系ジンギスカンです。

山根部員:
「清涼感がすごい。ルッコラがかなり爽やかで、お肉の旨味がかけ合わさっているので永遠に無限に食べられる」

第3次ジンギスカンブームはまだまだ続きそうな気配です。
(THE TIME,2025年10月8日放送より)