1匹いればクローンで増殖する外来種の特殊なザリガニが、愛媛県松山市内の水路から次々と見つかっています。
環境への影響が心配されていて、県が調査に乗り出しています。
1匹いればクローンでどんどん増殖する外来種の特殊なザリガニ「ミステリークレイフィッシュ」が見つかったのは、松山市内を流れる重信川の河川敷にある水路です。
愛媛県生物多様性センター 村上裕 主任研究員
「これがミステリークレイフィッシュね」
記者
「これで体長どれくらいになりますか」
村上主任研究員
「体長で言うと5センチ程度」
ことし5月以降、すでに50匹以上が確認されいているという「ミステリークレイフィッシュ」。
7日は県などによる大がかりな実態調査が行われましたが、数時間のうちに新たに94匹見つかりました。
「ミステリークレイフィッシュ」は、突然変異で生まれたとされる特殊なザリガニで、同じ外来種としてよく知られている「アメリカザリガニ」とは種類が異なります。
村上主任研究員
「ザリガニなんだけどオスとメスがいる訳ではなく、メスだけで卵を産み増えることができるっていうのが大きな特徴になります」
1匹がクローンでどんどん増えてしまうことから、生態系に重大な影響を与えることが心配されています。
県によりますと、調査が行われた水路では2016年に初めて1匹のミステリークレイフィッシュが確認されていましたが、ことしに入って既に150匹以上が発見されていることから、繁殖して定着している可能性が高いということです。
村上主任研究員
「ペットで飼われているものであってもこうやって野外に出てしまうと圧倒的に増えてしまう生物がまだまだいるんですよね。みなさんペットで飼われてるものに関して言えば最後まで飼っていただくのがすごく大事だと思います」
県は今後、ミステリークレイフィッシュを試験的に飼育して生態を解明した上で、効果的な駆除の方法を探る方針です。
ミステリークレイフィッシュは2020年に国の特定外来生物に指定されていて、飼育や販売のほか、移動させたり野外へ放したりすることが法律で禁止されています。
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