去年、県内で働く外国人の数は過去最多となっています。
こうしたなか、外国人労働者に地域の生活ルールを理解してもらおうと、宮崎県日向市で、ごみの分別方法を学ぶ出前講座が開かれました。

この講座は、日向市で養鶏事業を手がける「日本ホワイトファーム宮崎食品工場」が、技能実習生などの外国人労働者の増加を受け、市に依頼して開かれたものです。

講座には、フィリピンやカンボジア出身の技能実習生などおよそ140人が参加し、日向市の職員から説明を受けたあと、自分たちでごみを仕分けながら分別方法を確認しました。

(フィリピン出身の参加者)
「(日本のごみ分別は)難しいが、もう大丈夫」
「アルミホイルは、前は『燃えないごみ』(と思っていたが)、今は(日向市では)『燃やすごみ』だということを勉強した」

宮崎労働局によりますと、去年10月時点で県内で働く外国人労働者の数は8515人で過去最多となっています。