先生たちも必死です。

60代教諭 理科担当
「我々の世代は、手で書くとか体を使って勉強するのがメインだったと思うが、今はこういう時代になっているし」

20代教諭 社会科担当 
「ボタンを押して、いろいろな機能があるんだなとは分かったんですけど、それをどう使っていこうかというところが分からなかったり」

50代教諭 英語担当
「私そういうのちょっと苦手なので。この年ですから、ちょっとハードル高かったですけど、子どもたちはすごく上手に活用しているので」

DXが進む一方で学校では、全てデジタルにするのではなく“アナログの長所”も活かすなど、子どもたちにとってより良い学びを模索しています。

濁川中学校 数学担当 石川大 教諭
「いかに子どもたちに良い学びの場を提供できるかを、私自身も試行錯誤している。子どもたちもこれからの未来、正解がない中で生きていくので、試行錯誤していく姿を見せることに意味があるんじゃないかな」

チョークとトークを交えるアナログ授業と、デジタル・AIを使う授業。
それぞれの良さを組み合わせることで、子どもたちの“学びの幅”が広がりそうです。