去年、自民・公明の与党と国民民主党の間で結ばれた「年収の壁」の引き上げなどをめぐる合意について、自民党の高市総裁は旧執行部から引き継ぐ考えを示したことがわかりました。

8日、自民党の新執行部が国民民主党に挨拶回りをした際、玉木代表は去年、自民・公明・国民民主の3党が合意した▼「年収の壁」の引き上げと、▼ガソリンの暫定税率の廃止について「国民のためにも速やかに実施してほしい」と要請しました。

その後、取材に応じた玉木氏によりますと、高市総裁は旧執行部から合意を引き継ぐ考えを示したということです。

国民民主党 玉木雄一郎 代表
「一言『御意』という言葉がありましたので、前向きにやってくれるんだろうというふうに期待をいたしております。(Q.これをもって旧執行部の合意は新執行部に引き継がれた認識?)はい、そのように認識しています」

また、高市氏は「軽油もやらなければならない」として、軽油引取税の暫定税率についても廃止する意向を示したということです。