北九州市の工場で、再生可能エネルギーを効率的に活用する実証実験が公開されました。
ダイハツ工業・豊田中央研究所・トヨタ自動車九州の3社が公開したのは「マイクログリッドシステム」です。太陽光発電で作った電気を製造ラインで使い余った電気は蓄電池に貯めます。
システムの核となるのが、世界初の電力変換器ということです。
直流ベースの電力変換により従来と比べエネルギーロスを約45%削減できます。
●DAIHATSU エネルギーグリッド開発室 芹澤毅 室長「今回のシステムの最大の特徴は、ハイブリッドの車の技術と部品をうまく使う」
トヨタグループは2035年までに、CO2排出量実質ゼロにするカーボンニュートラルを目指しています。