石川・金沢市の70代の男性が9月、マッチングアプリで知り合った女性を名乗る人物からネットショップの運営を持ちかけられ、運営費用の名目で現金あわせておよそ1600万円をだまし取られる詐欺被害に遭いました。
警察によりますと、9月上旬、金沢市の70代男性は30代女性を名乗る人物と、マッチングアプリで知り合いメッセージ上でやり取りを始めました。
男性はその人物から「ネットショップの運営費用を投資するだけで簡単に金を稼ぐことができる」など投資を勧められ、大手ショッピングサイトをかたる偽のサイトを紹介されました。
偽のショッピングサイトの商品の仕入れなど運営費用の名目で指定された口座に4回にわたり、男性は現金あわせておよそ1600万円を送金したということです。送金のために男性が定期口座を解約しようとした際に金融機関の職員が詐欺を疑い被害に気付いたということです。
警察は容疑者の特定を進めるとともに会ったことのない人からの投資話は詐欺と疑うよう呼びかけています。
注目の記事
「やっと技術が認められた」従業員約70人の町工場が開発 量産可能な最高水準の緩み止め性能のボルト 【苦節21年の道のり 開発編】

“ポンコツ一家”で過ごした5年間 認知症の母と一発屋芸人 にしおかすみこさんが語る「ダメと言わない」介護【前編】

「下請け」は"NGワード" 法改正で消える暗黙の上下関係 フリーランスも保護【2026年から変わること】

パンや味噌汁でもアルコールを検知してしまう?飲酒してなくても摘発されてしまうのか 警察に聞いてみた

【実録・詐欺犯VS警察官】 詐欺電話を受けたのは“本物の警察官”「信号検査・逮捕令状・強制捜査」次々に出る専門用語…人々が騙される巧妙な手口を公開

3年で20本が切断…台湾「海底ケーブル」が直面する脅威と中国の影 最前線・沿岸警備隊パトロールに日本メディア初密着【後編】









