混雑回避に“電動キックボード”の利用が増加 一方、課題も…

山形キャスター:
6日の田園都市線の列車事故の際には、新たな交通手段として多くの人が利用しました。

「LUUP」を運営する会社によると、田園都市線沿いの渋谷~二子玉川のエリアでは、6日の利用率は前週に比べて3倍だったそうです。

SNSでは「こんなときにこそ頼りになるね!すごい」「利用して助かった」という声もあった一方で、「渋谷駅周辺はステーションが満杯で返却できない」「田園都市線沿いだけ埋まってる」といった“返却難民”も相次ぎました。

便利な一方、まだ課題も見えてきそうです。

井上貴博キャスター:
交通ルールがなかなか徹底できず、事故も増えているようですが、実際に乗ってみると小回りも利いて非常に楽です。

今は二輪のものが主流ですが、2025年に入ってから三輪のものも発表されています。三輪だとご高齢の方も使えるので免許返納がしやすくなって、これが地域の足になることで、全体の事故を減らすことができるのではないかという希望もあります。

俳優・タレント 大和田美帆さん:
交通ルールのチェックだけだと少し不安なので、練習してほしいなとは思います。車を運転する身からすると、ヘルメットは着用していただけると、安心して運転できるなと思います。

出水麻衣キャスター:
交通ルールを守った上でというのが大前提ですね。