青森県の下北地方を訪れる外国人観光客を呼び込もうと、「しもきたツーリズム」が企画したツアーが行われていて、訪れたフランス人観光客が大間町で日本文化に触れました。

このツアーは、しもきたツーリズムが企画し、観光庁の補助事業を活用して下北半島や宮城県などを訪れる4泊5日の内容となっています。

このうち、今回は青森県内を巡る2泊3日の日程でツアーが実施され、7日は青森県内を訪れている2人のフランス人観光客が、大間町の「普賢院」で1年間の無病息災や大願成就を祈願したほか、座禅に挑戦していました。

フランス人観光客は
「はじめての経験だったので、仏教のしきたりなどは詳しくなかったが、とても新鮮でユニークな体験でした」

ツアーの中では、大間マグロの一本釣り体験が目玉となっています。

ツアー客は漁師から一本釣りのやり方などを学び、津軽海峡へと向かいましたが…。今回は釣りあげることは出来ませんでした。

また、2025年7月にむつ市内の寿司店と、アメリカの日本食レストランのシェフが共同で開発したメニューも提供されるなど、「食と体験」をテーマにプランが組まれています。

しもきたツーリズムでは、内容の見直しなどを行いながら、2026年夏以降のツアーの実施につなげたいとしています。