青森県十和田市の伝統工芸品「きみがらスリッパ」の材料となる、飼料用トウモロコシを農業高校の生徒たちが収穫しました。
「きみがらスリッパ」は、馬の飼料となる「デントコーン」の皮の部分“きみがら”を有効利用した十和田市の特産品です。
三本木農業恵拓高校は、2012年から「十和田きみがらスリッパ生産組合」の人たちと連携して材料となるデントコーンの研究と栽培に取り組んでいます。
7日は植物科学科の1・2年生26人が生産組合の人たちからアドバイスをうけ、デントコーンの収穫と皮の選別作業をしました。
女子生徒
「学校でもデントコーンを育てているので、こういう工程は慣れていますけれども、関わっている人たちもいるので、いつもより楽しいです」
男子生徒
「大変誇らしいことだと思います。できれば、これからもデントコーンの栽培の手伝いを続けていけたらなと思います」
三本木農業恵拓高校では「きみがらスリッパ」の研究活動などを続け、地域の伝統工芸品を受け継いでいくことにしています。