10月3日、宮城県栗原市の栗駒山でキノコ採りをしていて行方不明になった女性の捜索が7日も行われましたが、女性は見つかりませんでした。女性はクマに襲われた可能性があり、警察は8日も捜索を続ける方針です。

栗原市の栗駒山では10月3日、キノコ採りに入った75歳の女性がクマに襲われて死亡、一緒にいた70代の女性が行方不明となっています。行方不明になってから5日目の7日は警察のドローンのほか、栗原市と協定を結んでいる民間企業のドローンの合わせて2機を使って女性を捜索しました。この民間企業のドローンは人や動物など動く物をAIで追うことが可能で、人などの熱を赤外線で感知できるということです。

佐藤智栗原市長:
「クマということなので、遭難とは違って人海戦術がなかなか出来ないという悔しさがある。優秀なドローンで熱感知もするので機能を発揮していち早く発見してもらいたい」

捜索は夕方まで行われましたが、女性は見つかりませんでした。警察は8日も捜索を続けることにしています。