インドネシアにある学校の建物が倒壊した事故で、国家災害対策庁は7日、少なくとも61人の死亡を確認し、捜索活動を終えたと発表しました。

インドネシアの東ジャワ州にあるイスラム寄宿学校で先月29日、建物が倒壊した事故では、集団礼拝を行っていた10代の男子生徒ら100人以上が巻き込まれました。

国家災害対策庁は7日、重機を使ったがれきの撤去作業と行方不明者の捜索活動を完了したと発表しました。

最終的に61人の死亡が確認され、ほかに遺体の一部も複数見つかっているということで、身元の特定を進めているとしています。

倒壊した建物は、2階建てを4階建てに増築する工事が無許可で行われていたということで、安全基準に問題があったとみられています。