徳川家ゆかりの国宝や重要文化財が並ぶ特別展の後期展示が、仙台市博物館で7日から始まり、さっそく多くの人が訪れました。

重要文化財の「歯朶具足(しだぐそく)」前立てが植物のシダの葉の形であることからその名がついたとされ、徳川家康が関ケ原の戦いで着用したといわれる甲冑です。

仙台市博物館で開催されている「徳川十五代将軍展」には、静岡市の久能山東照宮に所蔵されている徳川家ゆかりの名宝や歴代将軍の甲冑など会期中におよそ100点が展示されます。7日から始まった後期展示には、2代将軍秀忠が奉納した平安時代につくられた太刀「真恒」など国宝2点も展示されています。

会場には、徳川家康が使っていたとされる身の回りの物も展示されています。