10月7日朝、宮城県栗原市内の川で冬の使者、ハクチョウの今シーズン初飛来が確認されました。平年より2日早い飛来です。

川の浅瀬で羽を休めるハクチョウたち。

栗原市若柳を流れる迫川では10月7日午前7時頃、県伊豆沼・内沼環境保全財団の職員がコハクチョウ8羽の飛来を確認しました。

中には、生後4か月ほどのまだ幼いハクチョウもいました。

財団によりますと、県内への飛来は今シーズン初めてで、2024年より4日早く、平年より2日早い初飛来となりました。

県伊豆沼・内沼環境保全財団 嶋田哲郎研究室長:
「今は到着したばかりで羽を休めているところ」

「おかえりなさいという感じ。伊豆沼周辺にはたくさんの農地、エサ場があるのでたくさん栄養をつけてまた北に帰ってほしい」

冬の渡り鳥、ハクチョウはロシア極東からエサを求め、約4000キロの距離を渡ってきます。県内では例年、1月に飛来のピークを迎え、約1万5000羽が越冬します。