■日本への影響

台風第22号は、6日15時には父島の南西にあって、1時間におよそ15キロの速さで北西へ進んでいます。小笠原諸島では7日にかけて強風、うねりを伴う高波、落雷、突風、急な強い雨、高潮に注意してください。

[気圧配置など]
台風第22号は、6日15時には父島の南西約190キロにあって、1時間におよそ15キロの速さで北西へ進んでいます。中心の気圧は985ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は45メートルで、中心から半径55キロ以内では、風速25メートル以上の暴風となっています。
台風は次第に小笠原諸島から遠ざかりますが、7日にかけて発達しながら日本の南を西よりに進み、8日には進路を北よりに変え、9日には伊豆諸島に接近するでしょう。

[風の予想]
小笠原諸島では6日は、強い風が吹くでしょう。
6日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
  小笠原諸島 18メートル (30メートル)

[波の予想]
 小笠原諸島では7日にかけて、うねりを伴ってしけとなる見込みです。
6日に予想される波の高さ
  小笠原諸島 5メートル うねりを伴う
7日に予想される波の高さ
  小笠原諸島 4メートル うねりを伴う

[防災事項]
小笠原諸島では7日にかけて強風、うねりを伴う高波、落雷、突風、急な強い雨に注意してください。大潮の時期と重なるため、高潮にも注意してください。
また、台風第22号の影響により、西日本から東日本の太平洋側では、8日から10日頃にかけて、海上を中心に強い風や非常に強い風が吹き、しけや大しけとなるおそれがあります。