長崎出身の俳優・長濱ねるさんが6日、長崎市の中学校で教壇に立ち、海外留学などの経験をもとにした自身の考えを伝えました。
片淵中学校3年生の教室にサプライズで登場した長濱ねるさん。
長濱ねるさん「短い時間ですがよろしくお願いします」

この授業は県がグローバル人材の育成を目的に取り組んでいる事業の一環で、年に2回、国の内外で活躍する著名人を講師として招いています。
学生時代は両親の転勤で引越しが多くクラスに馴染むのに時間がかかったという長濱さん。
アメリカでのホームステイや20か国以上の海外訪問で感じた文化の違いなどに触れながら、外に飛び出すことが自分の世界を広げると生徒たちに伝えました。

長濱ねるさん「生徒の皆さんが本当に積極的で、ずっとコミュニケーションをとり続けてくださったので、私も楽しく終えることができました。外国語を学んでみようとか、そういった思いのきっかけになったら良いなと思いましたし、中学生という多感な時期、思春期でもあると思うので今いる場所だけがすべてじゃないっていうことを伝えられたらいいな」

女子中学生(3年)「中学校時代のいろんな話を聞けて良かったです」

男子中学生(3年)「いろんなことに自分から前向きに挑戦してたくさんの体験・経験を得られるように頑張っていきたいと思います」
長濱さんの話を通して考えを広げ、深めた生徒たち。県はきょうの授業の様子を今後、県内の公立小中学校に配信することにしています。