青森県の来年度当初予算について、宮下宗一郎 知事は、1人でも多くの若者が「ここで暮らしたい」と思える魅力ある青森県にするため、“青森大変革”を進めていくと説明しました。
県の来年度当初予算は、基本方針として県民との対話から見出した課題に向き合うことを継続し、政策の成果を実感してもらえる事業を展開するとしています。
また、物価高などによる経費の増加を受け、継続事業であっても新たな視点を設けるなどして各部局へ、これまで以上に事業の見直しや廃止を求めています。
今年度に向けては200件の事業が廃止された一方、“青森大変革(AX)”に必要な新機軸の政策には57億円余が使われました。
青森県 宮下宗一郎 知事
「中長期的な見通しを立てて、いま計画されている施設整備とか、お金のかかる分野を支出を平準化していくことが非常に大事。公約を4年間でしっかり実現できるよう着手し、確実に進めていけるような取り組み、予算編成にしていきたい」
各部局からの見積もりの締め切りは、11月14日です。