鹿児島空港できょう6日、航空自衛隊の練習機による離着陸訓練が行われました。
午前11時半ごろ、鹿児島空港に現れた航空自衛隊のTー4練習機です。滑走路に着陸してすぐに離陸するタッチアンドゴーと呼ばれる訓練を行いました。
Tー4練習機は宮崎県の新田原基地所属の機体で、訓練は民間機の離着陸の合間をぬって1回行われました。民間機の運航への影響はありませんでした。
(見ていた人)「普段旅客機を見ているが、音とか雰囲気、速さが違って驚いた」
新田原基地によりますと、鹿児島空港で訓練を行った理由は、「災害時などで鹿児島空港を使用する際に柔軟な運用ができるようにするため」としています。
航空自衛隊のタッチアンドゴー訓練は先月、戦闘機が徳之島空港で行っていて、航空自衛隊新田原基地は「今後も関係自治体と連携して訓練を実施していきたい」としています。
なお、鹿児島空港への自衛隊機の離着陸は2023年以降、19件あるということです。