ファンにもチームメイトにも愛され続けた松山竜平の赤い18年。
ご両親が最も印象に残っている場面は?

父・松山義秋
「優勝したときの『祝勝会』が一番の思い出。あいつが"金髪のかつら"被ってやってるのは。一番アイツがはじけたんかな?」

優勝を決めた試合(2016年9月10日)では決勝ホームランを放った松山。
さらに翌年は、松山の誕生日である9月18日に連覇を達成。
この日も松山はタイムリーを放っていました。

父・松山義秋
「何かを持ってるんですよね。何か、本当に。試合に出たら結果はどうであれ、その試合勝つとか。アイツが出たら何かがあるんです。」

そしてお母さんの思い出は3年前、母の日での始球式です。
ボールを受けるのは、息子の竜平だったのですが・・・

母・松山ルリ子
「投げた時に竜平って思ってなくて、キャッチャーってわかってなくて。本当に意識がないみたいな感じで、一生に一度の良い体験させてもらいました。」

息子に会いに広島に来るのは、最後かもしれない両親。昼食は久々に食べるというお好み焼きです。

父・松山義秋
「美味い。」

母・松山ルリ子
「猫舌なモノで。食べられませんまだ(笑)」

父・松山義秋
「うん、これや、やっぱりこれや。」

息子・竜平のカープでの最後の試合。両親が期待することは?

父・松山義秋
「もう自分のバッティングをしてもらえれば何でもいいんです。」

母・松山ルリ子
「出るのは一回だけですよね、代打だから。どこで出るんだろう。」