任期満了に伴う鶴岡市長選挙がきのう行われ、新人の佐藤聡さんが現職の皆川治さんに1万票あまりの大差をつけて初当選を果たしました。

鶴岡市長選挙の開票結果です。佐藤聡3万4158票、皆川治2万3641票、喜多恒介6580票。

三つどもえの戦いとなった鶴岡市長選挙は、新人の佐藤聡さんが3選を目指した皆川治さんにおよそ1万500票の差をつけて初当選を果たしました。

鶴岡市長に初当選 佐藤聡 氏「0歳から2歳児までの保育料無償化、屋内遊戯施設の整備。この住み慣れた場所に皆さんが安心して住み続けられる。そんな街づくりをしっかりと進めていきたい」

現職 皆川治 氏「対話の市政ということを訴えてきましたので、正攻法でやった訳だが、有権者の方々、やはり必ずしも政策を見ていくという訳でもありませんし、私の力不足で有権者に届けることができなかった」

初当選を果たした佐藤さんは、日本航空の元社員で鶴岡市議、県議を務め前回の市長選にも立候補しその時は120票差で敗れていました。

民間企業での経営感覚を生かして財政を健全化し、若者が希望を持って住み続けたいと思える鶴岡市を作ると訴えていました。

初当選を果たした佐藤さんへの当選証書はあすの午後1時半に鶴岡市役所で付与されます。