宮崎市の大淀川河川敷で、環境団体や市民が、希少植物の生育環境を良くするための保全活動を行いました。

保全活動を行ったのは、NPO法人大淀川流域ネットワークと県内のセブン-イレブンの店舗従業員、それに国や宮崎市、一般のボランティアなど200人余りです。

宮崎市の天満橋近くの大淀川下流では、絶滅危惧植物のタコノアシなど多様な生き物が生息していて、参加者は雑草を取り除いたり、希少植物を1株ずつ丁寧に植え替えるなど、生育環境を整えていきました。

(NPO法人大淀川流域ネットワーク 池辺美紀代表理事)
「多くの人に、この場所に絶滅危惧種があるということを知ってもらいたい」

作業が行われた一帯は、セブン-イレブン記念財団が支援する「宮崎セブンの水辺の森」として、関係機関が連携協定を結んでおり、今後、継続的に保全活動が進められます。