台風22号は5日午後9時時点で、小笠原諸島・父島の南およそ300キロの海上で、ほとんど停滞しています。この後は西よりに進む見込みですが、8日以降、進路を変えて西日本や東日本に接近する恐れがあるとみられます。

気象庁によりますと、台風22号は5日午後9時時点で、中心の気圧は996ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は23メートル、最大瞬間風速は35メートルで、中心の南東側330キロ以内と北西側220キロ以内は風速15メートル以上の強風域となっています。

この後、台風22号は発達しながら、6日は日本の南をゆっくりと西よりに進み、7日には強い勢力となる見込みです。

その後は北よりに進路を変えて、暴風域を伴いながら沖縄や奄美、九州に近づきそうで、さらに進路を東よりに変えて太平洋側を進むものとみられます。