高市氏の自民党新総裁選出について海外の反応です。

韓国大統領府は「韓日関係の肯定的な流れを継続するために引き続き協力していく」とコメントしました。ただ、政府関係者は「保守的な発言が関係を後退させるのではないかと心配だ」と話しています。

韓国メディアは、靖国神社参拝などに触れ「歴史問題での対立は避けられない」と伝えたほか、安倍元総理の政策を継承する「女性安倍」と呼ばれる、と紹介しました。

また、中国外務省は、「歴史や台湾などの重大問題における政治的約束を忠実に守り、積極的かつ理性的な対中政策を実行することを望む」としました。

中国共産党系の「環球時報」は、両国関係に「新たなリスクをもたらすことは疑いがない」との分析を伝えています。

一方、台湾の頼清徳総統はSNSに「熱烈にお祝い申し上げます。高市氏は台湾にとって揺るぎない友人です」と投稿しました。

アメリカのワシントン・ポストは「日本の政界で初の女性リーダーとなり、“ガラスの天井”を破った」と紹介。ニューヨーク・タイムズは「トランプ関税」に厳しい姿勢で臨む可能性があると分析しています。