宮沢賢治の童話をモチーフにした短編映画の撮影が4日、県内で始まりました。

4日は遠野市で撮影が行われ、田園風景を背景に登場人物の会話のシーンなどが撮影されました。
映画「シグナルとシグナレス」は、宮沢賢治の童話をモチーフに卒業間近の高校生たちの不安と希望を描いた短編作品です。2023年に公開された『釜石ラーメン物語』の今関あきよし監督がメガホンをとり、今年4月に釜石市に開校したタレント養成スクールに通う若者4人が高校生役を演じます。
女優になるのが夢と話す釜石高校3年の森美恵さんは「自分の出せることを全力で出し切りたい」と意気込んでいました。
短編映画「シグナルとシグナレス」は来年3月に釜石市や首都圏のミニシアターなどで上映が予定されています。