国宝に指定されている土偶など、縄文文化に触れられる展覧会が、あす10月4日から京都市内で開かれます。

シャープな上半身とは対照的に、太い脚が特徴の土偶。八頭身の美しい姿から「縄文の女神」と呼ばれている国宝(山形県立博物館蔵)です。

京都文化博物館で始まる特別展では、世界遺産に登録されている「北海道・北東北の縄文遺跡群」などの遺跡から出土した、国宝や重要文化財など約250点が展示されます。

形や模様が多彩な個性あふれる土偶のほか、狩猟の道具など、縄文人の当時の暮らしに触れることができます。

京都文化博物館・山崎頼人学芸員
「縄文人がどういうかたちでこういうデザインをつくったのかなど、いろんな方向から見ていただき、楽しんで頂きたい」

特別展「世界遺産縄文」は、あす10月4日(土)から11月30日(日)まで開催されます。

※「縄文の女神」の展示は10月19日(日)まで