ドラフトは「運命、人生を決める大事な時」
高校進学の際は、県内の強豪に加え、県外からも沖縄の名門・興南高校など約20校近くから誘いがあったというが、「強豪校で勝っても面白くない」と信念を貫き、地元茨城の水戸啓明高校を選択、力をつけてきた。「野球を始めた時からプロ野球選手になるのが目標」とプロ志望届を提出。ドラフト会議は「運命、人生を決める大事な時」と意気込む。
「やっぱりドラフトで指名されるのが夢ではあるんですけど、そこに向けて練習や学校生活をしっかり送りたい」と謙虚に語る18歳。吉報は届くのか、将来が楽しみな水戸のミスターパーフェクト右腕に注目だ。
■中山 優人(なかやま・ゆうと)
2007年4月18日生まれ、18歳。茨城県鉾田市出身。182センチ、65キロ。右投げ左打ち。小学1年から鉾田当間スポーツ少年団で野球を始め、茨城県鉾田南中では水戸青藍舎ヤングに所属。水戸啓明高校では1年春からベンチ入り。50メートル走6秒3、遠投115メートル。趣味は古着店巡り