十島村の悪石島で震度6弱を観測してから、きょう3日で3か月です。
トカラ列島近海では、今年6月以降地震が相次いでいます。

十島村の悪石島で、震度1以上の揺れをこれまでに2349回観測していて、7月3日には、最大の震度6弱を観測。減少傾向にはありますがきのう2日も震度1を2回観測しています。
悪石島には、きょう3日時点で、41世帯、87人が暮らしています。島では先月、伝統行事のボゼ祭りが行われました。で民宿を営む有川誠司さんは、「日常は戻りつつあるが警戒を続けたい」と話します。

(民宿南海荘 有川誠司さん)
「ボゼは台風も来なかったし、例年通り。ツアー客もきて楽しんで帰った。ボゼで(地震を)追い払うような感じになった」
「最近はいままで通り、戻っている。だけどいつ大きいが来るか分からない」
気象台は、大きな地震が発生する可能性は低くなっているものの、震度3以下の地震は今後も当分の間続くと見ています。