浦添市の30代男性が、警察官などを名乗る人物から現金約1250万円をだまし取られる詐欺事件が発生しました。
警察によりますと先月5日、クレジットカード会社の社員を名乗る人物から、「あなたのカードが高額利用されている。不正利用のおそれがある」と浦添市の30代男性に電話がありました。
その後、警察官を名乗る人物に電話が転送され「銀行口座が詐欺に使われている」「逃走防止のために金を差し押さえる」などと告げられ、現金を要求されました。
男性はその後、5回に分けてインターネットバンキングやATMから現金約1250万円を振り込んだということです。電話口の人物はさらに、証拠隠滅のために男性に携帯電話の初期化を要求。
「初期化しても最寄りの警察署でバックアップできる」と告げ、初期化を終えた男性が警察署を訪れ、事件が発覚しました。
警察は、「警察や検察が電話で現金の振り込みを要求することは絶対にない」と注意を呼びかけています。
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