9月30日付で戒告の懲戒処分を受けたのは、県教育委員会人権教育課の会計年度任用職員の男性です。
県教委によりますと、男性職員は今年1月17日の夜、職場のデスクで個人情報が表示されたパソコン画面が写り込んだ写真を撮影し、マッチングアプリのプロフィール写真として掲載したということです。

写り込んだ個人情報は、奨学金を受けた学生の氏名や住所、返還状況、連帯保証人の氏名などあわせて19人分で、1月24日から9月8日までの間、アプリを利用する女性なら誰でも見られる状態でした。
男性職員は先月30日に辞職し、調べに対しては「大変なことをしてしまった。できれば1人1人に謝りたい。ほかの職員にも申し訳ない」などと話したということです。
3日までに被害などは報告されていないということですが、県教委は、服務規律の遵守について改めて指導していくとしています。