今年の出来は…大ぶりで殻いっぱいに身が詰まる

またここ数年浦村かきは大量死が続き、浦村シーファームでは去年約7割のかきが死んでしまったといいます。黒潮大蛇行の影響とみられ暖かい海水が入り込み、熱に弱いかきの大量死につながったなどと考えられています。

その後、ことし4月に黒潮大蛇行が終息。今年のかきを見てみると…

(浅尾さん)
「今収穫したかきは大ぶりなかきが多い。ダントツに死んだのが少ない」

大ぶりで殻いっぱいに身が詰まったかきに!

(浅尾さん)
「すごく甘みもある。貝柱もプリプリしておいしい」

今年は1本のロープに去年の倍以上のかきが。ここ数年で、味も量も最高だといいます。

(浅尾さん)
「ことしやっと(いいものが採れた)という感じ」

1年で出荷できるため、臭みが少なく生で食べるかきとして人気の浦村かき。浦村シーファームのかき小屋「かきいち」では10月4日から営業が始まり、生かき1個250円で販売されるということです。