世界的な画家、藤田嗣治の企画展がきょう3日から鹿児島市立美術館で始まりました。

藤田嗣治はパリ時代にピカソとも交友のあった世界的な画家です。「乳白色の肌」と繊細な線が特徴で、1920年代フランス画壇の寵児となりました。
特別企画展「藤田嗣治7つの情熱」には、藤田の作品、134点を鑑賞できます。

こちらは1927年に描かれた「横たわる女性、水槽と猫たち」。藤田の世界を感じる作品のひとつで、女性の滑らかな肌と、藤田作品にたびたび登場する猫が緻密に描かれています。
(訪れた親子 母)「普段見らない作品が見られてよかったです」
(訪れた親子 娘)「模様がきれいに描けていてよかったなと思った」
(鹿児島市立美術館 学芸員 田村桂子さん)「一度にこれだけの数を見られる機会はなかなかないので、ぜひ見ていただければありがたい」
企画展は、来月9日まで鹿児島市立美術館で開かれています。
芸術の秋、出かけてみてはいかがでしょう。