あなたは新品?中古?スマホは二極化時代へ

 そうした中、中古市場ではiPhoneが圧倒的人気です。できるだけ安くiPhoneを買いたいという人が増えてきているということです。

 新品スマホが年間約3000万台出荷されているのに対し、中古スマホはその10分の1、約320万台販売されている状況です(MM総研調べ)。iPhoneは流通量が多く在庫が豊富、2年使用でも高値で売れる点がこの人気につながっているということです。

 中古スマホを選ぶときの注意点を石川温氏に聞きました。

 中古スマホには業界統一基準が設置されていて、状態によってランク分けされています。

 A 傷や使用感がほとんどない
 B 多少の傷や使用感がある
 C 傷などが目立つ

 また、重要なのは「バッテリー残量」。90%以上が理想で、80%を切ると実用性が下がります。そのため、こうした情報が記載されたタグを確認することが中古スマホを買う上で重要だということです。

 毎日ゲームや動画を楽しむ人はハイスペック機能を選び、メールやLINEなどの連絡、インターネットがあればいいという人は、安価な機種を選ぶ傾向があり、二極化してきているということです。