久留米大学で3日、看護師を目指す学生たちが、病院での実習を前にナースキャップを受け取る戴帽式に臨みました。

3日に開かれた戴帽式には久留米大学医学部看護学科の2年生120人が参加し、教員から女子学生はナースキャップ 男子学生はエンブレムを受け取りました。

その後、学生たちは看護の象徴であるナイチンゲールの像からろうそくの灯を授かり、「命と向き合い、人の痛みに寄り添う」と誓いの言葉を述べました。

本部聡一朗さん
「入院されている患者さんの緊張とかを和らげられるようなコミュニケーションをを頑張りたいなっていうふうに思います」

岸川千夏さん
「針を刺すのがうまかったりとか技術の面もしっかりした看護師になって、患者さん一人一人に個別性を持った看護をしていきたい」

この戴帽式は、前身の九州医学専門学校時代から100年近く続く伝統の儀式で、学生たちは看護師への決意を新たにしていました。