10月2日午後6時ごろ、JR西日本の職員から「列車と人が接触した」と消防に通報がありました。

 警察によりますと、JR阪和線・山中渓駅(大阪・阪南市)の構内で高齢女性が特急列車「くろしお」(新大阪行き)と接触し、その場で死亡が確認されました。

 駅の防犯カメラや列車のドライブレコーダーの映像には、女性が山中渓駅で電車を降りた後、電話をしながらホームを歩いているような様子が映っていたということです。

 その後、本来立ち入りが禁止されているエリアを移動していた際に、誤って線路に転落し、うつ伏せに倒れたとみられています。

 女性の所持品は携帯電話しか確認されておらず、警察は身元確認を急ぐと共に、当時の詳しい状況について調べています。