若者に薬物がまん延する中、その恐ろしさはどのようなものなのでしょうか。
薬物などの依存症からの回復を支援する団体に聞きました。

(宮崎ダルク 山崎圭さん)
「実はすぐそばに(薬物を)使ったことのある人たち、または使える環境は全国津々浦々どこにでも存在しているというのは正直なところなんですよね」

こう話すのは、薬物などの依存症からの回復を支援する宮崎ダルクの山崎圭さん。
薬物は手に入れようと思えば、簡単に手に入れられると話します。

また、薬物を使用する恐さは社会からの孤立を招き、そこから抜け出せなくなることだと指摘します。

(宮崎ダルク・山崎圭さん)
「自分の喜びだけというのを先取りしてしまうと、そこに執着してしまって、それ以外のものは受け取りたくないっていう態度に出やすくなる。せっかくの社会的なものから得られるメリットっていうのを失っていってしまって、孤立しやすくなる、抜け出せなくなる」

薬物は、友人・知人からだけではなくて、近年はSNSが入手経路になることもあるということです。

警察は、怪しいサイトにアクセスして大麻に近づかないよう注意を呼びかけています。